コラム

Column.1 鍼灸治療と...

1鍼灸治療と心

身体と感情や気分といった精神活動はお互いに密接に関わります。そして身体の中でも、特に「皮膚」への刺激は「心」に大きな影響を与えます。
皮膚に働きかける鍼灸治療は心身全体に健康をもたらすものと私は考えています。

2鍼灸治療と皮膚

内臓や心の異常が身体の表面、特定の部位の痛みとなって現れることもあります。
皮膚への鍼刺激はその部位(ツボ)によって異なる反応を示します。金属の鍼を皮膚に刺したり、あるいは触れたりするだけでも痛みが取れたり気分が良くなったりします。
生命は常に変化する外部環境の中で恒常性を保つために体表に全身を統制する情報の流れ(経絡)を張り巡らしています。最近の研究では鍼を刺すことによって起こる細胞内外のイオンバランスの変化が皮膚を構成する細胞に影響して、さまざまな情報伝達物質を合成し免疫系や内分泌系に作用することが知られてきました。

Column.2 自律神経について

1自律神経とは

自律神経は意識ではコントロールできない神経とも言われ情緒との関わりが強く血液循環、呼吸、体温調節、ホルモン分泌などの生命に直接関わる働きをしています。この自律神経はさらに交感神経と副交感神経に分けられます。一般に交感神経はストレスや緊張しているときに働き、副交感神経は睡眠や休息などで身体を修復しているとき、リラックスしているときに働きます。

2自律神経のバランスが大切

交感神経と副交感神経のバランスは覚醒時6:4が理想的です。ストレスや外部環境の変化でどちらか一方あるいは両方が低下したりすると生命維持の機能が低下し心身に不調を訴えるようになります。

Column.3 皮膚の構造

1皮膚について


一般に表皮と真皮は合わせて1〜2mmの厚さしかありません。
両者は発生学的由来が全く違い、様々な細胞が存在し人体の保護、体温調節、感覚器などの役割を担っています。

2皮膚に鍼が刺さるとどうなるの?

皮膚は身体の免疫、ホルモンや神経のバランスに関わる臓器であることが最近になって分かってきました。

Column.4 痛み

1鍼灸における痛みの評価

頭痛、腰痛、膝痛、神経痛さまざまな種類の痛みがありますがここでは軟部組織の痛みを考えてみます。 痛みは通常神経回路が刺激されている局所の組織に起こります。 しかし痛みの一部は単に神経と組織の短絡的なものではなく、構造と機能のアンバランス、自律神経や感情、行動パターンなどに左右され、その結果痛みが増強されたり、逆に痛くなければならないのに痛くなかったりもします。 痛みの性質は関与する組織によりまちまちで、痛む場所も違ったりするのです。

2放散痛と関連痛 そしてツボの痛み

放散痛とは神経が障害を受けて起こる痛みです。いわゆる坐骨神経痛や椎間板ヘルニアに関係する痛み、神経が組織に挟まれておこる絞扼障害もこれにあたります。神経がダメージを受けると血流が悪くなり痛み以外にもしびれや組織が破壊されたりします。さらに痛みに絡む複雑な病態が進み、痛みの感受性の亢進や免疫系にも影響を与えることになると大変です。
関連痛とはある痛みが、まったく関係のない所にも同時に痛みを起こす事をいいます。心筋梗塞などの時の左肩の痛みなどです。トリガーポイントも筋肉の部分的な障害が一見関係のない場所に痛みを作ります。背中の痛みが首の筋肉、肩や肘の痛みが肩甲骨の筋肉の障害で起こります。
そしてツボの痛みですが、これは逆に痛みとして自覚することができないことが多いようです。例えば頭痛で足の指の付け根が痛かったり、肩こりで膝の裏が痛かったりするものです。鍼灸師がそのツボを押すまでは患者さんはこれらの痛みを自覚していません。このように痛みやしびれの原因はそれを感じる場所にないこともたくさんあるのです。ちなみに、頑固で不快な肩こりはこの類の神経痛です。筋肉疲労は直接関係しません。

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